last revised: 05-27-2003

実は「バットマン」って、ロビンが主役なのだッ…知ってた?

ワタシにとっての「バットマン」って、
実はロビン=ディック・がすべてだったのさァ〜ッ♪という、
ロビンだけを追究し楽しむ、アホアホBTAS解説ページ。
責任は負いません!!
(↑負いきれませんナ…)

#19:Fear of Victory /幻の恐怖

きゃあああ〜んッ! ロビンかわゆううぅいいい〜!!
一目ですっかりワタシをトリコにした、

日本語版【バットマン】(いわゆるテレビ東京放送分)第1話
コレコレ、コレなのぢゃ☆
USオリジナルでは#19だったのに、この話を第1話にもってくるとは、日本スタッフってば心ニクイ演出♪♪
え〜え、もうッ、おかげで初回からすっかり
キュートなロビンの魅力にヤラレましたよ。
松本保典さんの吹替による可愛いキャラ作りも罪でしたネ〜。アクションもダイナミックで最高☆
そもそもUSオリジナルでは、このエピソード以前にはロビンは登場してなくて、
日本に彼を紹介するためにはコレを第1話に持ってきたというのも頷ける話。
(つうか、この話、ジョーカーとかアイビー、トゥーフェイスも出てるからだと思う)
ドーム内での華やかなアクションは必見ヨ!!
ケレド、痛いことに、このエピソード以降、ロビンの登場はしばしお預け。
当然、ロビンが主役だと信じていたワタシは、以降展開されたバットマンばかりのエピソードに難色を示し、
果てには禁断症状に堪えられなくなって、この番組自体見なくなりました(まじ)……。

フト気付いたら、
最終回だったんだから〜(呆)

それにしても、この時は、ブルースとディックの関係が釈然としなくてね〜。
昔ちょっと見てた【電光石火バットマン】のときは、二人とも変身解かなかった気がするので、
ここで見た「ヒーローの素顔」というのがちょっと衝撃的なキャラだったなァ。
しかもここだけの話、二人ともあんなにデハデハなコスチューム着てるくせに、素顔って結構地味なので、
どうしてこの二人がバットマンとロビンなの!?と謎が謎を呼んできて我ながら困ったサ。
それにブルースってあまり年いってなさそうだけどバットマンなんだから、
ほんとはロビン(ディック)のお父さんくらいの年齢よね??なあんて思っていたので、
あの年齢差のなさそうな二人の姿は不気味だったワ。
(いや、ディックが大人な設定がいけなかったんだと思う)
なんなんだろう、この二人って。

ほんとは年の近い
伯父さんと甥なのかも?!とまで妄想が飛躍。
きっと二人は身寄りがなくて、二人で暮らしてるから親子+兄弟みたいに仲睦まじいのだ。
でなけりゃ、2ショ写真なんか、ベッドの脇に貼ってないよなあ、ディックぅぅ!!
エエ、こりゃもう、なんだかな。
こんな妖しい設定のまま突き進んだ第1話というのもいかがなものでしょうナ。(→問題アリだよ!)

 

#28:Night of the Ninja /激突!忍者対バットマン

ロビン様初回登場からどれだけ経ってンのようッ!!

ディックが「大学生で寮に入ってるから出番が少ない」なんてイイワケ、ファンには通らないヨッ!!
………なあ〜んて。
当時はゼンゼン気付かなかったワ・タ・シ☆
実際テレ東の放送時では、半年くらい経ってたみたいです。
そんなんじゃァ、ロビンファンは見なくなるワケだよネ。うんうん。(自己完結)
さて、このたびは
忍者エピソード
来たな! 日本バッシング(?) 
タイトルにもリキが入ってて、そりゃスゴイわ!と沸き立つような話かと思えば……
やっべーよ、ブルース。
アナタ、この話の中じゃ、何考えてるのかゼンッゼンわからないオッサンよッ!!
本邦初公開少年ブルースのすらっとした体型には束の間ドキドキしたが、
所詮今のブルースが多少痩せただけのルックスなので、錯覚錯覚。
ザターナの回の日本留学寸前ブルースは、ちょっとカッコイイので、必見ぢゃが。

で、話は戻って、ようやくお待ちかねの
ロビン復活デス
はあ〜もうキミってば、バットマン界のエンジェルだねえ〜癒されるぅぅ〜(病)
大学生ディック・グレイソンの基本的な生活パターンは、ゴッサム大の寮暮らし。
でも週末になるとしょっちゅう帰ってくるので、パパやアルフィーはあまり淋しくないらしい。
そんなワケで今回はたまたま、おウチに戻ってきたディックが遭遇しちゃう、
忍者VSブルースの戦い。
でも当事者であるブルースの意識はボーーーッと過去にシフトしてるので、
ディックはロビンになって、バットマンの様子にヤキモキし通し。
かわいい!
事件解決後には、パートナーとしてよくやったと、パパに褒められて、
うれしそうな顔もまた
かわいい〜〜〜ッ!!
以上、今回はただひたすらロビンがかわいいというだけの話。
あれ? 第1話もそうね??
ラストの二人ともお揃いのガウン姿で朝食というのは、なんとなく妖しく見えますが〜、
彼らは朝も夜もガウン着てるので、深く考えるほど妖しくもない!(キッパリ)
って、最近免疫がついてきたからそう言えるのであって、
初めて見たら、やっぱり引いたかもネ。

 

#30:The Strange Secret of Bruce Wayne /バットマンの秘密売ります

こういうB級ぽいタイトル好き。いつもいつもスカした話じゃついていけないわよね〜ホホホ。
冒頭部でパパのお迎えに来るすっごいチャーミングなロビンが出るけど、

中盤まったく出番がないので、
何事だ……(蒼白)
あのワンシーンのためにロビン出したワケじゃないだろォ、コラァ!
一緒に温泉くらい連れていってくれー!!
と平静を保っていられなくなりそうなエピソードですが、後半でちゃんとお茶目に活躍スル。
まだまだ大丈夫ッ。
(ぜーぜーはーはー………ど、動悸が)
それにしても温泉療養するか〜ぁといいつつ、ちっともリゾートでない舞台設定に唖然。
全然豪華にも見えないし…謎。あのへん、美術の手抜きかネ?
あと、患者さんの心の中を投影するというモニター装置だけど、
なんで映像の中に当人が出演してるのヨ!
このへんもオチが80年代っぽくてたまらないレトロ感を醸し出している。
いちおう90年代の作品なんだけどねえ(T T)
ちなみに今回のゲスト、ドクター・ヒューゴは、コミックス版では時々登場するサイコなオヤジ。
最後に見たのは、【Gotham Knights】だったかな。
アニメイテッドでの出番はこんなもんぢゃろう……。

それにしてもこのシリーズ、豪華よねえ。
チョイ役でも、メインサブをちゃんと出しちゃうもんなー。
ソレを言ったら、ゴードン本部長の立場はどーなる??

 

#34:I am the Night /闇の騎士

ひぇえええ〜! どうしたのパパ?
いつものウツ状態再発??と思ったら、
またまたバットマンの自虐癖が出てきたようで……困ったヒト。
『バットマンの悪夢』然り、時々こういう彼の内面をさらけ出すような話がありますねえ。

こういう話ではやはり
彼的心情の支え
プリチー・ハニー、ロビンがなくてはならない存在なのぢゃよー!!
アルフィーの「ロビン様」ってセリフは、
それはちゃうでしょ☆と前のめりになって大コケしちゃったけど、
傷心のバットマンから、「次に事件に巻き込まれて傷つくのは君かもしれない…」と言われて、
ちょっと表情をひきしめるディックが、息子っぽくてかわゆいのぉ〜。
彼真剣なのよ、本気でパパが心配なの!
なんてイイ子なんだあ〜。ブルースは果報者よゥ、まったく。
パパを説得する様子も必死で可愛かったけど、
ゴードン本部長を怪我させた反動ですっかりショゲちゃって、
もはやバットマンになれなくなったパパの代わりに、「僕が行く!」のシーンは、
頼もしくてホレボレしちゃったよぅぅ〜。
BTASのロビン=ディックは、それなりに陰陽のある性格なんだけど、
ホントにイイ子なんだよねえ。
どこにも「自分のために」がなくて、アルフィーとか、バーバラのために動く。

でも結局はみんな
バットマン=パパのために帰結するの。
だからTNBAでナイトウィングっていう「自分のため」の存在意義ができたことは、
彼にとっては、トテモいいことなんだと思う。
それがたとえ、彼を孤独にしてしまったのだとしても…。
だってずっとロビンやってたら……ディックはずっと「誰かのために」しか動かなかったと思うしネ。

 

#38:Christmas With the Joker /メリークリスマス ジョーカー!

カワイイ邦題〜。どんな話だか、わくわくしちゃう☆
BATMAN BEYONDに出会った2000年。
かつてのロビンへの愛が再燃したワタシは、【バットマン】のDVD-BOX買わにゃ!!
と使命感のように思い立ち、WBスタジオストア銀座店に直行。
ところがDVDなんぞ1枚も置いて無くて、後から調べてみたら、
バットマン関係はビデオすら1本しか発売されていなかったという体たらく。
バカな……【トムとジェリー】はあんなに出てるじゃん!!
その時ワタシは改めて、日本でのバットマン評価が極めて低いことを悟ったのだった。
ぬぅ。これが足で知る市場リサーチってやつだナ?
てなわけで、この『メリークリスマス ジョーカー!』は、
昔日に
1本だけ発売されたビデオソフトに収録されていた

唯一ロビンが出てるお話
です。
な、涙なしに語れない〜ッ。
WBスタジオストア最後のストック買っちゃってすみましぇん。
でも、並びの山野楽器にはまだ売ってたじょ〜。(2001年9月情報だけど…売れた?)
このロビンとの対面は、まさしく8年ぶりくらいだったと思う。
感動の再会に、涙がじょじょーーー(T
-T)
何つっても、我が家には、バットマンのビデオって、一本も残ってなかったからサ。

本編中、クリスマスをのんびりお祝いしたいよぅ〜ってダダこねる姿がまた……たまらんッ!!
ぶぶっ(鼻血)

 

#41:If You're So Smart, Why Aren't You Rich? /リドラー登場〜決死のラビリンス

リドラーの出てくる話って、
どういうわけか全ての話にロビン登場。
(つうてもリドラーの話って、ざっと憶えてるのだけでも3ツくらいしかないンだよネ)
なんでかとゆーと、リドラーがゲーム屋とゆー設定である以上、プレーヤーが要る。
ブルースはゲームなんかしない→ユーザーは
ディックのみ☆
そんな理由で毎回出ているのだと思う。(←ソレだけ??)
この話では、バットコンプで人気ゲームに熱中してるバカ息子なディックがかわゆくて、
冒頭から胸キュンキュン☆
それ以後も、ロビンはお仕事中に、壺を頭からかぶせられて動けなくなったり、
迷路の中できゃーきゃー騒いで、素敵なビジュアル炸裂のゴウカ番組だった〜。
なぁんて役に立たないんだろう、ロビンって。素敵だ☆

 

#45:What is Reality? /バーチャル・リアリティー

冒頭から、駐車違反でキップ切られたアルフィーと一緒に、
交通局の窓口にならんでるディック。
何やら
辛口ですが、こういうディックは甘えんぼなだけなので、微笑んで流すのが通。
やっぱりアレですかね。アルフィーに学校まで迎えに来てもらってたんでしょうか?
何歳になってもおぼっちゃまなんだから………ククク。
言葉悪く言えば、どうやらディックはゲームオタらしい。
頭がイイからルー○ックキューブも30秒でできるらしいぞ。
(ワタシのトモダチの天才君もカチャカチャやらずに、コキコキ☆と瞬く間に6面そろえるしな〜)
ロビンのカッコのまま「軽く何か食べてきます〜ぅ」、なんて言ってたけど、
そのカッコで食事してるアナタを見るのは、
きっとどうしても笑ってしまうので、とっても胸苦しいワ。
いつも警察のカフェで食事したりするのかなあと、何やら不安になってしまう。
パパの躾がモンダイだね。

 

#48:The Mechanic /壊れたバットモービル

バットマンはいつも単独で動くとき、バットモービルがメインだけど、
ロビンは単独でも、勝手にモービルは動かさない。(犬みたいな子だ…)
たいだい一人の時はバイクに乗ってる。
でも今回みたいな非常時には、二人揃ってバイクに乗るんですな〜。
並んで走ってる姿はとてもかわゆい………♪♪
パパのメットデザインにはノーコメントぢゃ(- -;
話は取り立てて、キャーとかうきいいぃぃ〜!な要素もなく、
でーもぉ、松本ロビンが耳に心地よいというフェチ向きエピソードってトコか(そんだけ!?)

 

#51、53:Robin's Reckoning /ロビンの復讐(前後編)

テレ東版・最終回。お、終わるなァ!

頼むから、そんな切ないタイトルで、トートツに終わってんじゃナイ〜ッ。
おのれテレ東、何が原因でそんなにロビンの出番を奪ったのだ?
(テレ東版には、ロビンって通算6回くらいしか出てない気がスル…少なぁ〜)
マイスィートエンジェル・ロビンが
一体何をしたというの?!
とまあ………長〜い間、誤解してたけど、
そもそも【バットマン】にロビンが多く出られるようになったのは、
BTAS後半部
The Adventures of BATMAN & ROBIN】という
ビミョーなタイトルに変更されてからだった。
最初はバットマンしか要らなかったけど、映画版でロビンが出ることになったから、
宣伝効果にいっぱい出しましょう!というイージーな思いつきらしいヨ。(誉めてつかわす、WB☆)
タイトルマイナーチェンジ後、
エンディング・クレジット画面も、バットマン単体からデュオ・シルエットに変更されたりしてる。細かい!
そりゃそーと、これにて一年ちょい続いたテレ東版は終了。

1993年9月29日(火)の出来事。

いやはや、当時は鉄人(FX)も火曜日が放送日だったから、ビデオ録画がバッティングして困ったヨ。
(そういう理由でビデオが残ってなかったのだと推測できる)
ロビンの活躍で始まったシリーズだけに、
ロビンで終わってくれるのには、さすがにグッときて泣けてきちゃった。なんてニクイの〜。
こんなワケで、テレ東版大好きッ☆
だけど、ロビン不在を理由にずうっと【バットマン】見てなかったワタシにとっては、
TV s○ation誌のアニメ番組解説コーナーを開いてビックリ!
「ぬおッ! 
最終回は、長い間姿をくらましていたロビンとバットマンの対決か?!」と心躍るタイトルに見えた。……もちろん、そんな話じゃナイって。
対決どころか、バットパパの盲愛爆走状態で、残暑の時期には暑苦しいホド。
しかもあの連中、翻訳の佐藤さんの濃すぎる脚本のせいか、ボキャブラリーがスッゴイぜえ〜。
(佐藤一公さん翻訳はバットマン史上最強ッス! アレには誰もかなわないでしょ〜)
佐藤さんの手腕+松本さんの演技で、ロビンは最凶キャラだと言うことが証明されましたヨ。
んで、これを改めて見られたのは、【Gotham Spec】を書いた当時だったんだケド(ありがと〜う、R子さんッ)、
ロビンの演技が犯罪的に可愛くて(ガキんちょの頃から、あの天然カマトトぶりを発揮していたとわ…)、
ストーリー自体はどーしよーもなかったんだけど、名作でした☆
しかもUSでもすっかりそんなロビンの魔力にしてやられたのか、

1993年度の
エミー賞をこのエピソードに授与しています。イイ感じに勘違いしてるねッ、選考委員会!

そーいや、アニメイテッドシリーズって、ディックの本名、一度も呼んでくれないのねえ。
カタイ名前だからかのゥ?

ロビン考察、まだまだ続くッ!

続きはこちらで。
【Poetic Justice】総集編は、2014年1月に発行しますヨ。
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