テリー・マクギニス

本名:テレンス(そこ!笑わな〜いっ)
ゴッサムシティの夜を守るバットマンの後継者。
初代
バットマンであるブルースに見込まれて、その名を継承した、ユーモアセンスを持ち合わせた正義感の強い高校生。少しボケ入り。根が優しすぎて、敵に同情することがハンパでなく多く、その度に遠慮なくブルースに怒号を飛ばされる辛抱強い若輩者。
第1話でいきなり父ウォーレンを殺害されたので、以来母と弟を支えるマクギニス家の大黒柱として頑張っている健気な面もある。
放課後はブルースの秘書という肩書きを持ちつつも、その実態は使い走りというというという誉れある職(笑)に就いているが、夜が訪れると
バットマンへと変身。それでもやはりブルースの遣いっぱには何ら変わりない、悲しい日常なのだった。ファンの関心は、果たしてテリーの時給はいくらなのか?に向いている。
テリー・マクギニス/バットマン



初代バットマン・ブルース ブルース・ウェイン

80歳になっても現役バリバリな、ゴッサムシティの巨大産業〈ウェイン・エンタープライズ〉の2代目オーナー。一時はパワーズに会社を合併され〈ウェイン=パワーズ・コーポレーション〉と改名してから、経営陣からは退いたものの、パワーズ亡き後しっかり取り返してしまった鬼の経営者である。
かつてダークナイト・バットマンとして長く自警活動を続けてきたが、初老の頃から心臓を患い、引退を余儀なくされる。されども、まだまだそこいらのチンピラには負けない超人。ちょっと脚が不自由で杖なんか突いてるけど、非常時には無くてもゼンゼン平気らしい。役者だ(笑)
沈黙の20年間を経てテリーとの出会いを果たし、ついに次代の
バットマンを誕生させた。
今やテリーのボスにして師を務め、果てしなく憎まれ口を叩くイヤなジジイになっているが、そこかしこに漂う愛情にテリーも背中を向けられなくなっている今日この頃。
また、
バットマン装備・機械類のメンテナンスを一手に引き受けている見えない苦労人でもある。




エース

孤独なブルースに寄り添う愛犬。グレート・ブリテーン種。
勇猛かつ賢明で、
バットマンのパートナーとしても申し分のない働きを見せる名犬。
当初はただの番犬だったが、テリーが
バットマンになってからはバット・ファミリー的存在に昇格し、室内犬になった(笑)
おそらく自分はテリーより偉いと思っている。だから車やバットモービルにも乗せてもらえるし、テレビだって見ちゃうのサ!
「エース」はその昔から、ブルースの飼っていた犬に与えられる名前で、昔はバットハウンドとゆーコードネームもあった。侮るなかれ、ちゃんと彼のために作られた、レギュラー・エピソード有。
エース



バーバラ・ゴードン本部長 バーバラ・ゴードン

その昔、ブルースらと一緒にバット・ファミリーとして活躍していたバットガール。
ロビン(ティム・ドレイク)引退後、
バットマンと共に最後のファミリーとして活動していた。ブルースとの関係が破綻し、現役を引退後は警察官となり、かつての父親と同じ地位まで昇り詰めた。現ゴッサム市警本部長。
法を守る立場になってからは変容し、ブルースの後を継いだテリーの存在には抵抗を感じている。時には、ブルースばりの意地悪バァさん。それでも自分の後輩(←ファミリーには違いないから)はかわいいのか、陰ながらテリーに助言を与えたり、協力をしている様子も見られる。
美術館のような巨大な家に、検事である夫サム・ヤングと二人暮らし。60歳半ばながら、アクションもまだまだイケるらしい。だって若い頃のバーブって、そりゃスゴイ女のコでしたから〜。




デレク・パワーズ

企業吸収合併を繰り返し、ゴッサムシティでも抜きん出た巨大産業〈パワーズ・コーポレーション〉を作り上げた辣腕家。〈ウェイン=パワーズ・コーポレーション〉のCEO(最高経営責任者)にして、その裏では兵器商人の顔を持つ。企業合併前からブルースとはソリが合わず、今なお犬猿の仲。
企業機密に触れたウォーレン・マクギニスを謀殺したことで、父の復讐に燃えるテリーに執拗に追いつめられる。その結果、自ら作り出した生物兵器に冒され、一命は取り留めたものの、治療時に多量の放射線を照射された影響で異形の怪人ブライトに変貌してしまった。様々な治療を試みたが失敗に終わり、徐々にヒトとしての姿が保てなくなったブライトは、やがてバットマンとの対決の時を迎えることになる。
一人息子の野心家パクストンは、恐ろしいことに、パパにくりそつ。
ブライト(デレク・パワーズ)



ウォーレン・マクギニス

第1話にて早々と亡くなられた、テリーのパパ。物語の引き鉄を担う重要人物でもある。
〈ウェイン=パワーズ・コーポレーション〉の研究部門(本編では調査部だケド、正しくは研究部)に勤務中、偶然にもパワーズの秘密を知り謀殺される。
妻メアリーとは別居していたため、テリーと二人暮らしだった。エリートであるがゆえ仕事に打ち込むあまり、さほど構ってやれてなかったのか、息子との間には感情的に溝が残ったままだった点がカナシイ。
そのくせ、家にはパパ&テリーの2ショ写真とか飾ってあったんだから理解不能。どう見ても、昔の写真ではなく近影だった。あんなにギスギスした親子関係だったのに、いつの間にあんなのを撮ったのだ?! これほどLOVEな父子家庭があるものだろうかと、ちょっと見ていて寒い写真だった。負けるな、ブルース(?)




メアリー・マクギニス

テリーのママ。
仕事一直線のエリートパパ・ウォーレンとは別居、離婚状態にあったが、手続きが完了していなかったためか、戸籍上はマクギニス未亡人らしい。
ウォーレン・パパの死後、夫の手元に置いていた長男テリーを引き取り、次男マットともども面倒を見ている美人でキャリア志向のママ。当然、テリーがバットマンをやっているなんて、夢にも思っていない。
厳しい面もあって、テリーは頭が上がらない。まだまだ若いので、恋人なんかも作っちゃうのだが、そういうときには珍しくテリーが嫉妬していてかわいい。今ではそんな彼も若い亭主のような存在(マットがちびっこいせいか、テリーは子供に見えズ)なので、ママは安泰なことだろう。しかしながら、やはり再婚を勧めます。ブルースなんかどう?
メアリー・マクギニス



マット・マクギニス マット・マクギニス

テリーの弟。
初登場が喪服だったのでリトル紳士に見えたが、実は相当なクソガキちゃんである。
テリーと並んで歩くと、若いパパと息子。そりゃあ9歳も離れていれば、そんなもんでしょうか?
自分の部屋があるにも関わらず、しょっちゅうテリーの部屋に入って遊んでいる。その姿はまるで子犬のようで、お兄ちゃんのことは大好きのご様子。だがしかし、仕事とディナのご機嫌取りにいっぱいいっぱいの無情な兄には、靴やスリッパを投げられたり、首根っこを掴まれて放り投げられたりと幼児虐待を受けている。ガンバレ、マット!
ちなみに、バットマンのファン。




ディナ・タン

テリーのガールフレンド。
テリーと同じハミルトン・ヒル高校に通っている、わりとお嬢(笑)なチャイニーズ・アメリカン。
バットマンとなるまでのテリーとはそれなりに仲良く遊んでいたが、今では夜のデートがめったにかなわず、ディナの怒りは幾度も臨界点を超えている様子。それでも本当に仲がいいのは間違いないようで、放課後のデートや学校で過ごす一緒の時間を大切にしている甲斐甲斐しいテリーの姿がひときわ涙を誘う。
また二人の交際をあまり歓迎されていないテリー(←補導歴があるから)は、唐突に自宅へ押し掛けてきたディナのパパに吊し上げられた恐怖体験有。不憫だ…。
ディナ・タン



マックス マックス・ギブソン

本名マキシーン。
テリーのクラスメートで、コンピュータに精通した男勝りの女の子。和田アキ子風な姉御肌(笑)
テリーがバットマンであることを唯一知っている友人で、相談相手になってくれたり色々と協力してくれる頼れる面をもつ。犯罪組織コブラのボス・ザンダーに惚れられて、テリーを巻き込む大騒動になったモテモテ経験有。
テリーとは気の合う親友同士のような関係で、こりゃ絶対にLOVEはないナと匂わせるあたり、男の子って設定でも良かったんじゃないかと思えてならない。第一テリーに同性の友人少なさ過ぎ!なトコロが「ココが変だよ、BATMAN BEYOND」。まあ、テリーってそっち系にかなりモテそうだし、それはそれでマズイかもしれないケド。




メラニー・ウォーカー

一時、テリーが熱を上げまくって麻疹になってしまうほど(←なってナイって)、入れ込んだ女の子。
お互いに正体を隠していたけれど、それが明らかになった時に恋が破綻してしまったというカナシイ関係。
メラニーの家族はトランプの衣装に身を包むコスプレ怪盗一家「ロイヤルフラッシュ・ギャング」で、メラニー自身は10(テン)のコードネームを持つ。
だが、彼女はバットマンがテリーであることを、恋が終わったその後もずっと知らずにいる。逮捕後は更正しようとファミリーを抜け独立し、真面目に働いてる。夢は「ふつうの女の子」になること。
メラニー/10(テン)



チェルシー・カニンガム

ディナの遊び友達。性格はあっけらかんとしていて、ミーハー。
でも、気のいい女のコ。
始終そこいらに出没しては、面倒を起こしているトラブルメーカー。多くの事件に被害者として登場しているので、もっと地に足を付けて生きなさい〜と心配になっちゃうチャキチャキ娘。
彼氏がよく変わるので、特定不能(笑)
ダンスクラブのシーンでは、なぜかすべてのシーンにおいて盆踊りをしている?! OPもまた然り。




ネルソン・ナッシュ

ハミルトン・ヒル高校のガキ大将。
図体がデカイのと、金持ちなのと、スポーツ万能であるがゆえに目立っている。ハンサム、という声も無きにしも有らず(そうかなあ…?) でも態度は多分、テリーの方が巨大。だから彼は、テリーが嫌いなのでしょー。
虚栄心のカタマリのような性格なので、かわいい子はすべて自分の女だと勘違いし、弱い者いじめも大好き。
服のセンスがすごいけど、笑わないでください。多分、もう出ないでしょうから(笑)




チャーリー・ビゲロー

かつてテリーが少年院に放り込まれたというやんちゃ時代、つるんでいた年上の少年で幼なじみ。
見た目、ロシアかドイツ系。
刑期を終え、高校生になったテリーの前に再び現れるが、彼は試験中の成長ホルモン剤によって、「ビッグタイム」というグロテスクな怪人に変貌しつつあった。
過去を思い出して、落ち込むテリーのタレ目がヒット作。
彼を元の体に戻すため、テリーは製薬会社に報復するチャーリーを止めに入ったが、結局救うことはできずに、事件後、更に落ち込みGF二人に付き添われてよろよろ歩いてる姿は涙を誘った。(つーか、コイツほんとに男友達いねーのかよ!)




ティム・ドレイク

ディック・グレイソンの後に、ブルースに引き取られた二代目にして最後のROBIN。
Jokerに改造手術を施された恐怖事件の後、BATMANファミリーから離れる。現在は、コンピュータ技師として活躍し、妻と二人の子供がある。賢いティムなら、他にもスゴイ仕事で成功しそうなんだけど、どうやら過去で負った心の傷のせいか、おとなしい職種に落ち着いてしまったらしい。
テリーの仲介で、ジジイになってからようやくブルースと和解したという、涙なくしては語れない美談がある(→『Return of the Joker』参照)正直言って、ディックもこんなヒネたオジサンになっているのかと思うと目眩がするほどつらいので、やっぱり死んでて欲しい(←こればっか)


 

まだまだ登場するので乞うご期待〜♪
(このページの画像はDCコミックス社刊【BATMAN BEYOND】から拝借しています。自作イラスト完成まで、恐縮ながら…資料提供:静香さん、thanks)

HOME